今から7年前の2011年4月1日、上三川ふれあいの家ひまわりの開所の日。その日から日中一時の子供達の声が施設の中に響いていました。
慣れない環境で不安な子供達でしたが、学校から帰ってくると「お帰り」と声を掛けてくれた成人の利用者さんや多くの職員の皆さんに見守られながら今日まで過ごすことが出来ました。
お正月、成人の人達と行った初詣。日中一時室と生活介護室の仕切りを外して行った書初め大会。一緒に踊った“本能寺の変”。クリスマス会に飛び入り参加して張り切っていた子供達の姿も忘れられない思い出になりました。
この7年間に何人もの卒業生を送り出し、成人となって立派に働いたり、笑顔で生活している姿を見ることが出来ました。
上三川ふれあいの家ひまわりで大きく成長した子供達。4月からこども発達支援センター「おひさまの家」に移りますが、ひまわりでの思い出を胸にこれからも元気に過ごしていきたいと思います。
たくさんの思い出をありがとうございました。
多くの子供たちにとって毎年楽しみな夏休み。ひまわりを利用されている子供たちも夏休みに入り、いつもは午後になってから聞こえる子供たちの声が朝から賑やかに響いています。
日中一時支援事業では、いつもより時間が多く使えるので、楽しい活動を考えて提供しています。大きな紙を使って皆で行った、ダイナミックなお絵かきや、カレーやホットケーキを皆で作って食べたりしました。
自分たちが参加して作ったものはとてもおいしかったようで「おいしかった!おかわりもしたよ!」と嬉しそうに話してくれました。
唯一残念なことが、今年は晴天に恵まれず、未だプール活動を実施出来ていないこと。
夏休みも残りわずかです。1回でも実施出来るよう、子供達だけでなく職員一同願っています。
7月7日七夕まつり。大きな吹き流しとまではいきませんが小さな吹き流しや輪飾り等で華やかに飾り付けることが出来ました。
1番張り切るのはやはり短冊に願い事を書く時ですね。子供たちも日頃欲しくても我慢をしていて伝えなかったことや出来るようになりたいこと等知ってもらえるチャンスなので真剣になります。
日本の行事や四季の移り変わりを味わい感じられる環境の中でDVDを観たりフラフープ、プラレール、パズル等思い思いの遊びを楽しみました。
3月は明かりをつけましょぼんぼりに~♪のお雛祭りです。
職員が折り紙で顔と羽織と袴を作り、そこに子どもたちがそれぞれに目や鼻を付け、また髪飾りを付けたり編み下げのように描いたりと様々でどれも可愛いお内裏様とお雛様に仕上がりました。
そして3月と言えば卒業。
今年は小・中・高で4人の方が卒業生されました。高校生のお別れ会にはお菓子を1袋ずつ準備し、更におやつの時にお菓子の摑み取りをして和気藹々とした和やかな時間となりました。
卒業生の皆さん、それぞれの進路先でも明るく楽しく頑張ってください☆
日中一時では、今年も恒例の節分の豆まきをしました。
季節の行事の中でも子供たちが毎年楽しみにしている行事の1つです。
節分に向けて1月中旬から鬼のお面作りを始めました。職員が鬼の型を作り、顔の輪郭を描きそこに1人ずつ色を塗り自分のお面を作りました。1色で仕上げる子もいれば何色も使ってカラフルに仕上げる子、文字を並べて模様のように描いたりどのお面も個性的で味わいのある鬼になりました。皆、職員の想像を遥かに超える作品でした。
当日は自分の作ったお面を被り「鬼は外、福は内」と今年1年、健康で元気に過ごせますようにと願いを込め、子供たちはもちろん職員も一緒に豆まきを楽しみました。
お隣の生活介護室にも可愛い鬼たちがお邪魔して節分の雰囲気を楽しんでもらいました。
作ったお面は各自持ち帰り、家族との豆まきも楽しんでくれたことでしょう。
職員の知人からいただいたさつまいものツルを綺麗に水で洗い流し、乾かして編んでリースにしました。
赤茶色のリースはなかなか素朴でいい味わいを醸し出しています。
そんなクリスマスリースに子供たちがボンドを使って木の実・葉っぱ・カラーボール・ドライフラワー等の材料を利用して思い思いに飾り付けをしました。
お母さんも一緒に作ったり、あっという間に仕上げてしまう子供たちの感性には驚きでした。とにかく集中力がすごいんです!!
完成したクリスマスリースは日中一時の部屋の壁に飾ってありますが、どの作品も力作で部屋を明るく照らしてくれています。
あと1カ月でクリスマス。サンタさん来てくれるかな?
スポーツの秋ということで日中一時はみんなでダンスをしました。
アンパンマンやようかい体操等、みんなが大好きな曲に合わせ笑顔いっぱいで踊ります。
その中で目を引く子供達がワルツのような動きで広範囲にわたり踊るのです。
背が大きく手足も長い子達なので、とても綺麗で思わず見とれてしまう程でした。
また、創作活動も行いました。テーマは「里の秋」です。
お散歩の時にみんなで拾った落ち葉や木の実、猫じゃらし等を貼って部屋に飾り季節感を漂わせました。
今年は15日が十五夜でお月見になりました。
子供たちにとってはお月見よりもお団子の方に興味があるかもしれませんが、日中一時では季節を感じてもらえたらと思い月の絵とススキを飾り風情を味わいました。
そしてその他の日には「体を動かそうの日」を設けました。子供たちはフラフープを回したり、ボールを持ち上げたり乗ってみたりと自分に合った道具を選び自由に遊びます。
何をするにも気持ちの良い季節。運動や学習、遊びを通しどんどん成長する子供たちに期待です☆
7月21日から待ちに待った夏休みが始まりました。
今年は猛暑続きで熱中症が心配されましたが、昆虫採集や魚捕り、プール、ドライブと日中一時の子供たちは毎日元気に過ごしています。
そして室内では工作も頑張りました。段ボールや空き箱を使ったロボット作り、牛乳パックに端切れを貼ったメガネケース、透明シールを貼ってステンドグラス風のコップも作りました。
友達や職員、ボランティアのお兄さんやお姉さん、たくさんの人と関わりながら成長していく子供たち。
夏休みの楽しい思い出をいっぱい持って元気に新学期を迎えてもらいたいです。
7月7日は七夕です。日中一時では七夕に向けて、七夕飾りを作りました。
折り紙にのりを付けて輪っかを繋げたり、短冊にお願い事を書いたり、絵を描いたり様々な表現をしながら取り組むことが出来、また保護者の方もお忙しい中短冊にお願い事を書いて下さり子供たちと一緒に笹の葉に飾る等、和やかな時間を過ごすことが出来ました。
「皆さんの願い事が叶いますように!!」と思いながら私たち職員も一丸となって1人1人の支援に力を注いでいきたいと思います。
そしてもうすぐ夏休みが来ます。子供たちにとっては待ち遠しいのではないでしょうか?
日中一時では、プール・制作活動・外出等、夏ならではの行事を盛り込みながらの支援を現在検討しています。お楽しみに…
蒸し暑い日が続いていますが体調管理に気を付けながら元気いっぱいの子供たちと笑顔で過ごしていきたいと思います。
日中一時支援事業では定期的に誕生会を行っています。
6月は2人の方がお誕生日を迎えられました。
ハッピーバースデートゥーユーと歌に始まり、ロウソクを消すということはありませんが・・・。
いつもはみんなで作ったホットケーキ、たこ焼き等でお祝いをしますが今回はショコラ、苺、チーズ、モンブランとたくさんあるケーキの中から好きなものを子供たちに選んでもらい「おいしいね、おいしいね」と和気藹々とした雰囲気の中で歌を歌ったり2人は何歳になったのか、将来は何になりたいかを聞きながら食べました。
両親にとっては生まれた我が子が育っていく楽しさ、そして時には大変さを改めて感じる誕生日。
私達支援員も子供たちの良いところをたくさん褒め、少しやんちゃのところもおおらかに支援していきたいと思います。
日中一時では定期的に行われる読み聞かせの時間があります。
「始まるよ始まるよ始まるよったら始まるよ1と1で忍者ニン」の歌が流れて皆で集まりだし「始まるよ始まるよ♪~♪~5と5で手はおひざポン」で読み聞かせスタートです。
本の前に座る子供たちは少し緊張した顔になり、今日は何の本を読んでくれるのかな?と言わんばかりにじっと耳を傾けている子、近くに寄り読み手と絵を見比べている子と1人1人様々な反応を見せてくれます。時々笑い声も聞こえ周りの職員も一緒に楽しみ、ほんわかしたムードの輪が広がります。
読み終わった後も余韻が残っていて子供たちが得意そうに読んだりする姿も見られます。
この時間を通し、本を読む楽しさを子供たちに伝えていけたらなと思います。
春休みが終わり、始業式・入学式と慌ただしい中に新学期を迎え、平成28年度がスタートしました。
4月は進級や進学による環境の変化で子供たちにとっては最も不安定な時期になります。
そんな中、日中一時では4月28日、4月のお誕生会をしました。
いちごのショートケーキやチョコレートケーキ。子供たちは自分の好みのケーキを選んできちんと席に座りました。
ハッピーバースデーの歌を歌い、「お誕生日おめでとう」と言うと皆、笑顔であっという間に完食。
緊張と不安で疲れ気味の子供たちの表情がこの日だけは明るく元気になりました。
まだまだ新しい環境に慣れていない様子の子供たちですが、季節の行事や月のお誕生会等を通じて少しずつリラックスして過ごせるようにしていきたいです。
3月といえば雛祭り🌼
女の子のお祭りですが、日中一時の利用者さんは男の子が多いのです。
そこで、今月は職員(女子(笑))が折り紙のお雛様作りを頑張りました。
色々な折り方があるので何種類か折り、最後の仕上げは子供たちに☆
1人1人に顔を描いてもらい、個性的で表情豊かなお雛様が出来上がりました!!
1つとして同じものはない、それぞれが輝いて見えました。
3月は卒業や引っ越しでひまわりの日中一時を去ってゆく利用者さんもいて寂しくなりますが新たな場所でも頑張ってこのお雛様のように個性を輝かせてくれたら嬉しく思います★
2月3日節分。 日中一時では恒例の豆まきをしました。
今年は職員のOさん力作の赤鬼・青鬼のお面が早くから日中一時の部屋に飾ってありました。
子供たちは、「早く豆まきがしたい」と代わる代わる鬼のお面を被っていましたが、当日は誰が鬼になるのか子供たちには知らせてありません。
突然「ウォー!!」っと日中一時室に入ってきた赤鬼と青鬼。
「鬼は外、鬼は外」と必死に豆をぶつける子供たち。
「あれ?『福は内』も言わないと幸せが来ないよ」と言うと慌てて「福は内、福は内」と大きな声で豆をまきました。
今年もふれあいの家ひまわりの悪い鬼が去り、福がいっぱい来ますように。
利用者さん・職員皆、健康で幸福な年でありますようにと祈りながら豆まきを楽しみました☆
1月5日 日中一時利用の子供たちと職員でカレーライスを作りました。
お正月のお餅やおせち料理に飽きた頃でもあり、また年末年始忙しかったお母さんたちの負担を少しでも軽くしたいとの思いから計画をしました。
当日は朝からソワソワする子供たち、初めてのお米研ぎに恐る恐る手を入れる子等いつもと違った日課に色々な表情を見せてくれました♪
お肉と野菜を炒める時は慎重に、お水はゆっくりと入れ煮込み、最後に1人ずつカレールーを入れて「おいしくなあれ」とかき混ぜました。
出来上がりが待ち遠しくて何度ものぞきに来る子供たち。
出来上がると皆2杯、3杯とおかわりをしていました。
「みんなで食べるとおいしいね」
笑顔が溢れる1日でした☆
「クリスマスリースが完成しました」
10月から少しずつ材料集めをし、2か月かけて全員のリースが完成しました☆
さつまいもの弦や藁で作った土台に松ぼっくり、どんぐり、山栗、烏瓜、赤や白の木の実、ひばの木の緑、あじさいの花等自然の材料を使って飾りつけ♪
1人ずつ好きな材料を選んで職員と一緒に楽しく作ることが出来ました。
出来上がったリースはどれも個性的でキラキラ輝いています✨
家に持ち帰って飾るのが楽しみです!!
11月18日(水) 11月のお誕生会をしました。
みんなが大好きなホットケーキ作り♪
学校から帰ってきた子供たちはホットプレートを見ると大喜び★
いつもより、とっても早く着替え・トイレ・手洗いを済ませると慣れた手つきで卵を割ったり、粉を混ぜたり、あっという間に生地を完成させました。
「焼けたかな?」
ひっくり返すのも上手に出来ました。
ハッピーバースデーの歌を歌って
「お誕生日おめでとう!!いただきます!!!」
笑顔いっぱいのお誕生会でした♪
今年も子供たちが楽しみにしていた夏休みが始まり、あっという間に過ぎようとしています。
今年は、昨年よりも「みんな成長したなー!(しみじみ)」と思う程、子供たちの」成長を感じる夏休みでした。
今年は暑い夏でちょっとバテ気味の子供たちでしたが、プールや外出、室内での創作活動(宿題も頑張りました!)などなどをしました。
9月から2学期が始まります。来年の夏休みには子供たちがどんな成長をしているのか楽しみです。
これからも子供たちの成長を噛みしめつつ、日中一時支援事業を進めていきたいと思います。